着付け
浴衣の着付け
基本の着付け
浴衣は長襦袢を着ないで、１枚で着ます。透ける事や汗をかくことを考慮して、下に肌着と裾よけをつけた方がよいでしょう。
ポイントは衿回り。崩れるとだらしなく見えてしまうので注意しましょう。
着付けにもいろいろな流派があり、着付けも様々です。ここでは、初心者でも着付けをしやすい方法を紹介します。
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1. 浴衣を羽織る
浴衣を羽織り、衿先から３分の１くらいのを両手で持ちます。
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2. 裾線を決める
持った所から下を持ち上げ、裾線決めます。裾線がくるぶしの位置で、床と平行になるように。
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3. 上前を決める
左の脇線が体の左側にくるように、上前を合わせます。
04
4. 下前を合わせる
決めた位置を動かさないように注意しながら、上前を広げます。少し褄先を上げて下前を巻き込みます。
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5. 上前を合わせる
上前を、褄先を少し上げながら合わせます。
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6. 腰紐を巻く
右手で腰紐の中心を持ち、右の鎖骨のすぐ上に当てます。そのまま後ろへ回して交差し、腰紐を締めます。 この時、指が３本入るくらいまでギュッと締めます。 きつくても後でゆるんでくるので大丈夫。腰紐の位置が高くなるとおはしょりがなくなってしまうので注意。
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7. 腰紐を結ぶ
しっかり結んだら、あまりを入れ込みます。
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8. 後ろのおはしょりを整える
両脇の身八つ口から手を入れ、後ろのおはしょりをきれいに整えます。 この時、腰紐に浴衣が挟まっていないかを確認します。
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9. 前のおはしょりを整える
前も後ろと同じように整えます。
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10. 掛け衿を合わせる
背中心を合わせるため、左右の掛け衿を合わせます。
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11. 衣紋を抜く
片手で揃えた掛け衿を一緒に持ち、もう片方の手で背中心を持って、衣紋を抜きます。 浴衣の時は衣紋を抜き過ぎるとだらしなくなるので、こぶし１つ分より控えめにします。
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12. 衿を合わせる
左手を身八つ口から入れて、下前の衿を持ちます。上前の衿を右手で持って、衿を合わせます。
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13. 下前の衿をコーリンベルトではさむ
左の身八つ口からコーリンベルトを入れ、下前の衿をはさみます。
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14. 上前の衿をコーリンベルトではさむ
そのままコーリンベルトを後ろから右脇へまわし、上前の衿先をはさみます。
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15. 背中のしわをとる
そのままコーリンベルトを後ろから右脇へまわし、上前の衿先をはさみます。止め具は下向きに。
チェックポイント
前
- 衿の合わせが、のどのくぼみがわずかに見えるくらいになっているか。
- おはしょりに余分なしわがないか。
- 褄が上がっているか。
- 上前の長さが、くるぶしくらいの長さになっているか。
- 裾から下前が見えていないか。衣紋がこぶし一つ分より少し控えめなくらいに抜けているか。
後
- 背縫いが体の中心にきているか。
- 背中の余分なしわがとれているか。
- 裾線はくるぶしくらいの長さになっているか。
- 裾つぼまりになっているか。
- 衣紋がこぶし一つ分より少し控えめなくらいに抜けているか。